・インクラインと水路閣

 平成11年3月7日、インクラインを見てきました。

 朝から雨のゆーうつな天気です。何しろ傘を持ってきていなかった僕は、慌てて浜大津のショッピングセンター「OPA」で折畳み傘を買い込んで、京阪電車の京津線に乗りました。

 目的地は蹴上(けあげ)。今まで南禅寺や永観堂には行ったことがなかったので、大津から近そうだしということで向かったのですが、紅葉の頃ならまだしも、こんな雨ざぁざぁの日に行くこともなかろうに。。。

 蹴上駅を出るとしばらくして、古めかしいレンガのトンネルが現われました。なんだこりゃ?と思ったら、その上を通っている線路が「インクライン」でした。ところでインクラインって、なんだ?


 これが「インクライン」。一応、複線のようです。線路の幅が異様に広くて、新幹線の3倍はありそうです(大げさ)。傾斜は結構急で、一体なんのためにこんなだだっぴろいレールを敷いたのやら。。。と思っていたら、右のごとき説明書きがありました。

 画像をクリックすると大きくなります。なんでも台車の上に舟を荷物ごとのっけて上下させることで、淀川〜琵琶湖間の水運を確保した、というもののようです。陸上のパナマ運河か!?この看板の近くには、そのとき使っていた台車も保存してありました。
こちらは「水路閣」。南禅寺の境内?をかすめてれんが造りの橋が延びています。琵琶湖疎水の一部、です。

 …というわけで、インクラインとは、荷物を舟ごと台車に乗っけて坂を上り下りするものでした。「傾斜鉄道」という訳語からもわかるように、これは「Incline[名]坂、勾配」のようですね。そういえば蹴上駅の案内板には「Ink Line」って書いてあったなぁ…(笑)。修正してあるところもあったけど。


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