油圧計取り付け記

 夏のボーナスも入ったし、一体何買おうかな?と思っていたときに考えついたのが油圧計。すでに連成計はつけていたのですが、インプレッサ号のエンジンの状態をよりよく知り、トラブルを未然に防ぐには油圧計がいいかな?と。それから、CLUB六連星の方が愛車につけている補助メーター類を見るにつけ、カッコいいなぁと思っていたから、ってのもありますね。正直言って。(汗

 さて、一口に油圧計と言っても、種類やらメーカーやらが星の数ほどあります。

 まず種類で言うと、電子式と機械式があります。電子式は油圧センサーからとった油圧情報を電気信号に変えてメーターまで持ってくるので、配線の車室内への引き込みは一般の電装パーツと変わりなく(電線一束通すだけです)、取り付けが比較的楽です。しかし比較的高価。それに対して機械式は、オイルラインをダイレクトに車室内まで引っぱらなければいけないので、取り回しに苦労する可能性があります。ただし比較的に安価。僕は、自分で取り付けようと思っていたので、なるべく取り付けの手間は軽くしたいなという思惑から、電子式のやつをフンパツすることにしました。

 次にメーカーです。当初は連成計と同じく、アペックスのEL照明のメーターにしようと思っていたのですが、何しろ高い!(涙)そこで、次善の策として盤面がブラック、夜間照明がグリーン(本来のメーターパネルと同じ)のものをと思い、トラストのφ60の油圧計をチョイスしました。29,000円也。

 そしてどこに取り付けるか?これは結構悩みました。オーディオスペースには、既にDINスペース2段分の機材が入っており、割り込ませることは不可能(と言うより、φ60じゃ物理的に入りませんね)。ダッシュボード中心のエアコン吹き出し口上部には、カーナビのモニターが鎮座しています。ボズスピードというところから出ているエアコン移設キット(エアコンの操作盤をグローブボックスの中に移してしまうキット。空いたところに追加メーターをおさめることができる)の導入も考えましたが、さすがにここまでやると元には戻れないような気が(笑)。。。

 そうこうしているうちに見つけたのが運転席側の窓柱(ピラー)にメーターを取り付けることのできるパネルでした。しかもインプレッサ専用品まである!これならフィッティングにも苦労せずに済みそうです。ただ、穴が二つあいていて(要はメーターを二つつけられる)、さてどうしようか。結果的に、油温計も買うことになりました(おい)。ちなみにこのピラーメーターパネル、メーターと同じくトラスト製で、7,900円でした。

 まだ考えることはあります。(長いな)どこから油圧をとるか?一般的には、オイルフィルターに専用のブロック(結構高いみたい)をかませて、そこにセンサーを差し込むというやり方をとることが多いようです。そうするとついでに油温計のセンサーも差し込めるので一石二鳥。しかしインプレッサの場合、ただでさえオイルフィルター周りのスペースに余裕がないのに加え、周囲をエキゾースト系のいかにも熱そうな配管が取り囲んでいるので、センサーが壊れやすいということを相談した店で言われてしまい、思案投げ首。

 結果的には、純正の油圧スイッチ(油圧警告灯を動作させているセンサーですね)をとっぱらって、そこに油圧計のセンサーへの配管をつけることにしました。本来の油圧警告灯は永久に点灯しなくなりますが、問題なかろうと。ただ、ここからとった信号が他の部分で使われていたりするとまずいので、ディーラーの人に聞いてみたら、そうした事実はないとのこと。これで安心して?純正の油圧スイッチを取り外せます。

 んが!ここでまた壁が。。。インプレッサのエンジン(というか、スバルのEJ20型エンジン全般?)の油圧スイッチは、えらく奥まった場所に設置されています。オルタネーターを外さないと手が届きそうにありません。そんな大工事、やったことないよう。。。困っていたら、CLUB六連星の方達が助太刀を買って出てくれました。「メーター取り付けオフミ(汗)」の開催です。ありがたいですねぇ。。。でもメーリングリストにこの情報を出したところ、集まるわ集まるわ20数台!(笑)とんでもない規模になりました。場所は東京・晴海のオートウェーブの駐車場(汗)だったんですが、その場で連成計買ってきて取り付け始める人はいるわ、ジャッキで持ち上げてマフラー交換を試みる人はいるわで、大変なにぎわいでした(お店の方、ごめんなさいです)。このときの模様は、「かかかのページ」に、CLUB六連星でのオフミ記録の紹介として載っています(『オートウェーブミニオフ襲撃』の項)。このとき、メーター取り付けに際して大変お世話になったH島さん、N川さん、kazutoさん、どうもありがとうございました!(kazutoさんには、後日インプレッサの油圧表示に関する資料まで送っていただきました。多謝!)

 取り付けオフ会は平成10年8月15日でしたが、電気周りの配線は前もって前日に片づけておきました。
 写真は電装品取り付けの時によく使うもの。電線とワイヤーストリッパー(これを使ってしまうと、もう電工ペンチの被覆むきなんて使えません)、そしてハンダごておよび糸ハンダです。これはガスライターの先っぽがこてになったようなもので、もちろんコードレス。配線のハンダ付け程度なら熱量も十分で、重宝しています。あと、やはりエレクトロタップは手軽に使えるので多用してしまいますね。見映えは悪いですが。。。
 運転席側の、ハンドル下のパネルを外したところ。油圧計、油温計にはコントロールユニットがあるのですが、それをどこにつけようかと思いましたが、ちょうど写真中心部の銀色に光っている部分が平らでスペースもあったので、そこに両面テープでとめることにしました。

 そこからピラーへと導く配線は、ドア側のパネルを外して通しました。

 ここには写っていませんが、ピラーメーターパネルをフィットさせるのは結構大変でした。専用品なのですが、方々削って大騒ぎ。あらかじめやっておいてよかったです。実は、ピラーにメーターをつけるというので、クルマ側のピラー部内張りにも穴をあけたり削ったり、結構手荒なマネをしています。もう下取りのことなんて、考えちゃいられません(笑)。このクルマと心中する覚悟です(おい)。

 明けて8月15日、場所は変わって晴海のオートウェーブ駐車場です。エンジンを止めてボンネットを開け、エンジン冷却に努める傍ら、ハンドル下のパネルを外して準備です。エレクトロタップが方々にくっついていて、我ながら見苦しい(汗)。。。一応、あとで絶縁テープを巻いておきました。
 そろそろエンジン冷えたかな?純正の油圧スイッチは、矢印で示した下の部分、オルタネーターの奥についています。それを取り外すためには、手前のオルタネーターを外さなければ…。何しろ「ある部品を外すために、他の部品を取り外す」というのは、実に初めての経験なのです。
 というわけで、「えいやっ」とばかりに、オルタネーターを固定していると思われるボルトを全部外しました(そして後でハマった・・・(汗))。結局完全に取り外すことはできなかったのですが、写真のように上に持ち上げた状態で、油圧スイッチ(○で囲んだ部分)にアクセスすることができました。△で囲んだ部分のボルトは、あとで組み付けるときにえらく苦労しました。外さないほうがよかったなぁ。
 これが取り外した純正の油圧スイッチです。念のため今も保管してあります(^^)。これを外した跡に、油圧計のセンサーへ伸ばすステンメッシュホースのフィッティングをねじ込み(このときシールテープを巻いた)、メインの作業は終わり、だったのですが・・・。
 そう、二つ上の△の部分のボルトを元通りはめるのに苦労している図、です(大汗)。かみあわせがえらく堅くて、穴がなかなか合いません。写真左側がH島氏、右側がN川氏。お二人のご尽力がなかったら、哀れなインプレッサ号はレッカーでディーラー行きだったカモ(おい!)。感謝感謝、であります。
#て言うか、このあたりの作業はほとんどこのお二人にやっていただいてしまいました。重ねて御礼申し上げます〜 m(_ _)m
 無事ボルトがはまったら、あとはオルタネーターベルトの張力調整と、油圧センサーの取り回しです。それにしても、写真撮ってる暇があったら手伝えよ>自分(汗)
 さて、これが油圧まわりの取り回しです(エンジンルーム前方より見たところ)。矢印のところからオイルラインをのばし、油圧センサー本体を○で囲んだところにタイラップで固定しています。本当は付属の固定金具で取り付けるように書いてあるのですが、ちょうどいい場所が見つかりませんでした。
 こちらはエンジンルームを右側から見たところ。油圧センサーからのびる電線は、矢印で示したところにある穴から、車室内に引き込んでいます。メーターの裏側、およびメーターのコントロールユニットにそれぞれ配線を済ませ、いよいよエンジンON!緊張の一瞬です。
 をを!稼働しました。上についているのが油圧計です。写真だと油圧は4キロくらいをさしていますが、エンジンがあたたまってくると、アイドリング時で2.5〜3キロくらいを指します。下の油温計は、この時点ではまだ油温センサーをつけていないので動いていません。

[考察]

 …というわけで、無事に取り付けることができました。実際に稼働しての印象は・・・

・アイドリング時の油圧は2.5キロ〜3キロくらい
 エンジンをかけると、油圧計の針は一気に8キロくらいの値を示します。その後、針は小刻みに揺れながらだんだん左に移動し、完全暖機終了状態では上記の値を示して安定します。安定って言っても、エンジンの脈動に合わせるように小刻みに、針はふれていますが。

・油圧の数値はすぐに上がる
 ホンの少しアクセルを踏むだけで、針は容易に跳ね上がります。2,000回転を超えたあたりからは、ずっと6キロ以上の値をさしています。エンジンが暖まったあとでは大体最大値は7キロくらいです。


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